病院に出勤すると、みんなが同情の瞳で見ていました。
妄想でしょうか?Pちゃん。です。
さて、新人歓迎から一夜明けて、なんかみんなが同情してくれるのか、
「昨日は久々に大笑いしました」って…
みんな、他人の私生活に興味があるのね。
で、Pちゃん。的には通常業務。
大好きな外来♪。でも、今日は1件しか予約が入っていません。
しかも、精神鑑定。
まぁ、イロモノな仕事です。
精神科の病院って、思った以上に鑑定モノの仕事が多い。
有名なところでは、犯罪がらみの鑑定。
「責任能力があるのか?ないのか?」ってやつ。
ちなみに、厳密には違いますが、極端な言い方では
責任能力がある場合は司法に、のって処罰され、
責任能力が無い状態は医療(強制的に入院)に、なります。
よく近所の警察署から電話がかかってきます。
あと、ひよこ病院の立地上なのかも知りませんが、
刑務所からの鑑定依頼が多いです。
要は刑期は終えるが、
このまま外に出してよいのか?病院で強制入院が必要なのか?
これらの強制入院(ちなみに正しくは措置入院。)のポイントは
精神疾患のために、自分や他人を傷つける危険性があるかないか?です。
さらに、刑務所の話で驚いたのが、満期で出所する場合、
この鑑定で強制的に入院するまでもないと判断されると、
保護司なども付かず、出所してしまい治療を受けるかどうかは本人次第。
なので、Pちゃん。が過去に問題だなぁ〜って思った例は、
薬物で事件を起こし逮捕され、未だに薬物の後遺症・副作用で、
幻覚や妄想があって、
刑務所の中でも継続治療を受けているが、
現状では自分や他人を傷つける危険性がない場合。
この場合、
強制入院にもならず、治療は本人の意志次第。
たとえ、治療をしなくて再び犯罪を起こしても、起こすまでは誰も何も言えない。
いいの?
せめて、強制入院ではなくても強制的に治療にのっかるように
した方がいいのでは?って常々思います。
他には、後見人が必要か否かの時などにも精神鑑定が行われます。
で、これらの場合、精神疾患はあるもののどの程度の疾患かが焦点になります。
さてさて、随分と横道にそれましたが、本日の鑑定。
猟銃所持のための精神鑑定。
そう、精神疾患があるか?ないか?を鑑定します。
ものすごく根本的な鑑定。それだけに難しいです。
なぜなら、精神疾患ってレントゲンにも映らないし、外見でもわからない。
どうやって見分けるの??
ものすごく興味があったので、本来、Pちゃん。は立会いは必要ないのですが、
強引に同席。まぁ、職権乱用?
同時に「今日の日記のネタはこれだ!!」って心で叫びました。
まぁ、終わってしまえばあまりにも常識的。
なぜ、猟銃が必要なのか?
精神疾患のサインは出ていないか?薬物の使用歴は無いか?
今日の方はものすごく健康的で、
猟銃所持の理由も田畑を荒らす、イノシシを退治するため。
って、全然問題が無いように見えました。
で、Dr.も問題無いって判断して、鑑定書・診断書にサインをしながら…
Pちゃん。大丈夫よね?
…それを判断するのが医師の役割じゃないの???
まぁ、こんな感じでいつもの違う精神鑑定な一日でした。
ではでは。
妄想でしょうか?Pちゃん。です。
さて、新人歓迎から一夜明けて、なんかみんなが同情してくれるのか、
「昨日は久々に大笑いしました」って…
みんな、他人の私生活に興味があるのね。
で、Pちゃん。的には通常業務。
大好きな外来♪。でも、今日は1件しか予約が入っていません。
しかも、精神鑑定。
まぁ、イロモノな仕事です。
精神科の病院って、思った以上に鑑定モノの仕事が多い。
有名なところでは、犯罪がらみの鑑定。
「責任能力があるのか?ないのか?」ってやつ。
ちなみに、厳密には違いますが、極端な言い方では
責任能力がある場合は司法に、のって処罰され、
責任能力が無い状態は医療(強制的に入院)に、なります。
よく近所の警察署から電話がかかってきます。
あと、ひよこ病院の立地上なのかも知りませんが、
刑務所からの鑑定依頼が多いです。
要は刑期は終えるが、
このまま外に出してよいのか?病院で強制入院が必要なのか?
これらの強制入院(ちなみに正しくは措置入院。)のポイントは
精神疾患のために、自分や他人を傷つける危険性があるかないか?です。
さらに、刑務所の話で驚いたのが、満期で出所する場合、
この鑑定で強制的に入院するまでもないと判断されると、
保護司なども付かず、出所してしまい治療を受けるかどうかは本人次第。
なので、Pちゃん。が過去に問題だなぁ〜って思った例は、
薬物で事件を起こし逮捕され、未だに薬物の後遺症・副作用で、
幻覚や妄想があって、
刑務所の中でも継続治療を受けているが、
現状では自分や他人を傷つける危険性がない場合。
この場合、
強制入院にもならず、治療は本人の意志次第。
たとえ、治療をしなくて再び犯罪を起こしても、起こすまでは誰も何も言えない。
いいの?
せめて、強制入院ではなくても強制的に治療にのっかるように
した方がいいのでは?って常々思います。
他には、後見人が必要か否かの時などにも精神鑑定が行われます。
で、これらの場合、精神疾患はあるもののどの程度の疾患かが焦点になります。
さてさて、随分と横道にそれましたが、本日の鑑定。
猟銃所持のための精神鑑定。
そう、精神疾患があるか?ないか?を鑑定します。
ものすごく根本的な鑑定。それだけに難しいです。
なぜなら、精神疾患ってレントゲンにも映らないし、外見でもわからない。
どうやって見分けるの??
ものすごく興味があったので、本来、Pちゃん。は立会いは必要ないのですが、
強引に同席。まぁ、職権乱用?
同時に「今日の日記のネタはこれだ!!」って心で叫びました。
まぁ、終わってしまえばあまりにも常識的。
なぜ、猟銃が必要なのか?
精神疾患のサインは出ていないか?薬物の使用歴は無いか?
今日の方はものすごく健康的で、
猟銃所持の理由も田畑を荒らす、イノシシを退治するため。
って、全然問題が無いように見えました。
で、Dr.も問題無いって判断して、鑑定書・診断書にサインをしながら…
Pちゃん。大丈夫よね?
…それを判断するのが医師の役割じゃないの???
まぁ、こんな感じでいつもの違う精神鑑定な一日でした。
ではでは。
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