手紙。

2006年12月3日 映画
PCのデータを整理していたら書きかけの日記が…
“映画批評”で書こうとしたら1週間前の日付までしか遡れない。
ヨメの日記を見てみたら12月のはじめに見たらしい。

見た映画は「手紙。」


この映画のあとまた映画館に足が遠のいている。
で、この映画。基本的には興味がありませんでいた。
泣かせる映画で泣けないPちゃん。には無意味?

見ようと思ったきっかけはとあるTV。
主人公の一人である服役囚が服役している刑務所で
いきなりの抜き打ち上演。
勿論、観客は現役の服役囚。

かなりきつい内容。
TVでは矯正教育の一環と銘打たれていたが、
個人的には矯正教育というよりも当事者には懲罰的な映画ではないかと思う。

で、そんな懲罰?もリアルにTVは流す。
罪を犯した本人よりも残された家族の苦しさ…
不当な差別、迫害なんかが描かれている。

これって、当事者にはかなりイタイ内容。
決して取り返しの付かぬ過去を“死人に鞭打ち”状態で追い詰めていく…
塀の外で見ると、ココロの琴線に触れて泣ける映画かもわからないが、
当事者にはそうなんでしょう?

そんな前フリを見て鑑賞。
とりあえず、泣けませんでした。CMでは泣ける映画って言っていたが
今回も残念な結果。
ひねくれて、CMは何百人の観客(上映会)での「泣けた!」って
コメントばかりを電波に乗せているんじゃないかと思うようにしています。

さて、何様?って言われるかも判りませんが映画自体は良く出来ていた
と思います。だって、1ヶ月たっても感想が書けるから…
まぁ、あの後に何も見ていないから記憶が残っている?

まず、映画の中でお笑い芸人のしているネタが上手い。
時系列に進むストーリの中で、徐々にネタの腕が上がっていく。
時が流れれば芸人も成長?

あと、個人的に好きな女優さんがやっぱりきれい。
役どころはいい所のお嬢さん。文句なしにキレイです。
こんにゃくゼリーのCMで見せる雰囲気もコミカルで好きですが
この映画で改めて好きになりました。

ちょっと残念なのが、映画で出てくる関西弁。
Pちゃん。は思春期を関西で育ち、今の地域では関西人って言われるが
個人的には小学時代に引越しをしているので
ネイティブ(1ヶ所で育った)な関西人ではないと思っていますので
あんまり関西弁を論じるのもいかがなものかと思うが…

映画の関西弁。どこの関西?

なんか中途半端。
ストーリーの前にそこが気になってしまったのがいただけませんでした。

ではでは。

不覚。

2006年7月21日 映画
ヨメの日記に連動して・・・
個人的にアニメは映画館では見たくない。
先日のMi3ではないが、映画に求めるものは、
ズバリ、音響と画像の迫力。
これ以外にはありません。

実写にしろ、アニメにしろ、ことごとく
「話題の感動作」で全く泣けなかったPちゃん。

なので、今更、画像の迫力の無いアニメは見る気がしませんでした。

で、この日。良く分からないが
ゲド戦記の前フリのように地上波初登場上らしい。
ヨメは見る気満々で晩酌もほどほどに9時前には風呂にも入っている。
それに引き換え、Pちゃん。は生来のひねくれ気質が頭をもたげて、
余計に見たくなくなり、9時からゆっくり入浴。

ゆっくり湯に浸かっても本編の3分の1程度で湯上り。
でもって、半強制的にヨメの見る「ハウル」を見る。
当然、最初から見ていないので良く分からない。

おばあちゃんが夜になったら、一部お嬢さんに…
「紅の豚」と同じ?ネタ切れ?って突っ込みながら見ていると
不覚にも、意外に面白い。
しかも、意外に長い。
結局最後まで見てしまい、「ハウルが交わした契約」のネタも知ってしまった。

最初から見ていないので面白さが中途半端。
で、最後のネタまで知って、前半3分の1を見るか?
結論は微妙・・・

この映画の上映時期にプリンターメーカーの企画であった、
「“カラー”の複雑な折り紙模型」が流行った理由も少しはうなづけた。
本編もこの企画も良く出来ていた。

さて、今回の「ゲド戦記」
ヨメは見たいと表明していますが、やはりひねくれもののPちゃん。
CMとタイアップで情報が垂れ流されるほど見たくなくなる。

頼むから、これ以上宣伝はやめて欲しい。
本当にいいものなら宣伝なんかしなくても見に行くから・・・

ではでは。

M:i:3

2006年7月15日 映画
個人的には封切り前から本気で見たかった1本。
で、映画短評を見ると… イマイチ。
イマイチ過ぎるが、期待が大きいので勢いで見に行きました。

結果はイマイチ。
「トリック。」よりかは楽しめたが、どうもイマイチ。
何がイマイチって…

妙にストーリー性を出そうとしている。
個人的にはこの手の映画はシンプルにアクションと「そんなアホな…」って内容であって欲しい。
なので、大きなスクリーンに派手な音。それだけで十分。

まぁ、個人的な希望するモノは無かったけど、
先入観無しで見たら、面白かったのかも分からない。
小道具はいつも以上に凝っていて、
案外、スパイって地味なものなのかなぁ・・・って、妙にリアリティーがあった。

あるいは映画バリの派手な行動は「北の将軍様」が実演してくれているから、
今更ながら、映画で見ても面白くないのかも…

ストーリーを見に行くつもりなら「まぁ、面白かった。」
ではでは。

トリック。

2006年6月23日 映画
またまた、映画。
今日もヨメにせっつかれて、映画を見に行きました。
今日は「トリック。2。」
どうも釈然としませんでした。

本編に入る前の予告を見ててびっくり。
マンガの映画版。ドラマの映画版。が多すぎる!!
数年前なら、ドラマや映画の書籍化があって、
「一粒で二度おいしい。」商品ってのがあって当時は商魂たくましい。
って感じたことがあったが、今になって思うとまだ許せる。

何故、マンガなりTVで画像化されたものの続編って言うかパロディーをするのだろう?
しかも、「わざわざ、映画代まで取りやがって…」
さらに言えば、原作者が思ったストーリーは本作(マンガやTV)でやっているから、
どうしても映画だと、どこかひねる、って言うか曲げざる得ない。
そんな2番煎じなものにお金を払うなんて…

強いて許せるとしたら、映画のスクリーンならではの迫力と音響が
活かされていたら見てもいいかとも思う。

で、「トリック。」
はっきり言って、「トリックらしいトリックはありません。」
今までのTV版を含め、過去のTVを見ている人にはわかる小ネタ、複線が多い。
なので、「TVを見ている人が見る映画。」です。
確立されたキャラクターのサイドストーリーって思えば
この映画も許せるのかも分かりませんが、残念ながらPちゃん。はTVっ子ではない。

だから、ヨメの半分ぐらいしか面白くなかったと思います。
さらに言えば、いくら面白いからって、日本の映画館では大笑いはご法度。
本当なら、声を出して笑いたいと思うところ?でもみんな「くすくす笑い。」

くどいが、お金を出して「面白いもの」を見に来たにもかかわらず、
笑うのもガマンしなくてはいけないとは…

前回の「嫌われ松子の一生。」が意外に良かっただけに今回ははずれ。
オープニングでひよこが「これが最後。」って言ったのが妙に痛々しい。

次はPちゃん。がどうしても見たいMi3を見ます。

ではでは。

嫌われ。

2006年6月9日 映画
今日は久々の映画。
見たのは「嫌われ松子の一生。」
Pちゃん。自身はそれほど見たいとは思っていなかったが、
ヨメが強固に「見る!」って主張したために見に行くことになった。

で、我が家で「映画」って言えば、基本的には夜9時以降の安い時間帯。
が、この映画。9時以降がやっていない。
しかも、PG-12指定なのに…
夜がダメなら、朝一番とこれまた安い時間帯を狙っていきました。

行きつけの映画館で、確か朝一番の上映は夜9時以降の価格と同じだったはず…
が、今日のプログラムでは昼の12時前が最初の上映プログラム。
昼12時ごろを朝一って言うのか?
で、映画館に聞いてみるとなんと!
午前中の映画上映は全部安い価格帯(平日のみ)って…
そんなに安くなったんだぁー、ってちょっと驚き。

少し得した気分で映画館に行くと…
主婦ばっかり。うるさすぎ。
自称“主夫”のPちゃん。ですから、別に主婦を敵視する気は無いが、
それにしてもうるさい。
で、始まったら始まったで、すすり泣き。

この映画。
基本的にはタイトル通り「松子」の一生の物語なんですが、
まぁ、悲惨。
順風満帆?だったところから一転して、どんどん悲惨になっていく。
でも、キャストがTVで出てるタレントさんがちょこちょこ、一杯出て、
悲惨な話の内容を吹き飛ばすような勢い。

なので、Pちゃん。としては、すすり泣くどころか面白かった。
映画評では「詰め込みすぎ」などとも言われていたが、
確かに具だくさんですが、それでも良かったです。
具だくさんで詰め込みすぎて、その為に悲惨さが無くなって、
物語としてのしっかりとした芯がちゃんとあるので、
あえて言うなら、「詰め込みすぎ」が良かったのかもって思いました。

それにしても彼女。「嫌われ」ていたのかな?
嫌われるって…
彼女は大勢の他人から嫌われたのかも分からないが好きな人から愛される。
他人から見たら悲惨な人生でも、好きな人から愛される。
結構、いい人生なのでは?
気づくことが出来なかったのは不幸だったけど…

まぁ、人生の評価なんて、その人が死ぬ直前に本人にしか分からない。
これが持論のPちゃん。
なので、彼女の一生に感情移入が出来ずにすすり泣けなかったのかな?

ではでは。

映画の日。

2006年3月1日 映画
最近、映画づいていますが、毎月1日は映画の日。
そう、どんな時間帯でも1,000円で見られる日。
学生時代には非常にありがたい日でした。

そう、よくある話ですが、
お金の無いときには時間的余裕があり、時間が無いときには金銭的余裕がある。
そのため、学生時代はレイトショーよりもわずか200円しか変わらないのに、
せっせと毎月1日は映画館に足を運んでいました。

で、今日はレイトショーよりもやや早めの時間帯の映画を見に行きました。
今日見たのは「フライトプラン。」
2時間弱の映画で…
って、最近、本編の長さから入るのもいかがともお思うが、
今回のは特にサスペンス?なので、内容を書くのもどうかと思うし…

とりあえず、さらっと見終わりました。
途中で何回か作者のミスリードに惑わされながらも、最後まで楽しめました。
ミュンヘンや有頂天ホテルの長いものに慣れてしまったためか、
もう少し、引っ張ってもいいようにも思いましたが、
淡々とテンポの良い作品でした。

それにしても内容とはまったく関係ないのですが、
映画の舞台は最新鋭のジャンボ機。2階建ての機体。
映画では客室以外の機械室や屋根裏のシーンもあるのですが、
ものすごくキレイ。
Pちゃん。が東京に行くときに乗ったものとは大違い。

まぁ、全体的にすっきりとまとまったスマートな映画でした。

ではでは。

ホーム。

2006年2月27日 映画
「The有頂天ホテル」に引き続き、映画を見ました。
見たのは、「ミュンヘン。」
実話を元にした映画らしいが、何よりも2時間50分!
…長すぎる。

個人的には有頂天ホテルよりも好きそうなジャンルだったので、
こっちを先に見たい気がしたのですが、
ここは田舎。R-12指定された映画は極端に上映時間が限られる。
それにしても、有頂天ホテルでも辛かったので、
約3時間ってのは上映プログラムを見ただけでもゲンナリ。

この前の三谷幸喜の雰囲気、云々で迷ったのとは違い、
もっと根本的に長時間座っていられるかが心配。
実際、見終わったらお尻がイテテでした。

感想は面白かったし、どんどん引き込まれていって
結果的には3時間が短く感じました。
(まぁ、予告とかを含めての時間ですから本編は2時間半ぐらいか?)

報復措置で暗殺を命令された主人公。
その人数は11人。しかも、基本的に一人ずつ暗殺していく…
思わず、終わらないのと違う?って思いましたが、
どんどん引き込まれていく映画でした。

イスラエル人とアラブ人の対立は知識としてしか知らないが、
彼らの宗教に殉する意識・生き方と、国家樹立の悲願について
Pちゃん。は部外者として淡々と見ることが出来ましたが、
当事者の方々がこの映画を見たらどう思うのだろう?
ものすごく感情移入、異なった解釈をされてしまいそうな映画だと思います。
それだけに、こんな映画を作った人間ってすごいと思いました。

さて、部外者のPちゃん。が3時間も引き込まれて見入った理由は、
この映画の「主題」がホーム(Home)にあるからだと思います。
何度かセリフで“Home”が出てきて、
それが祖国だったり、家庭であったり、家族であったり…

とにかく祖国の意地で起きてしまった事件を通じて
この“Home”について、映画を見ながら考えさせられる。
“Home”に忠誠心を見出せるか?

結婚記念日をコロって忘れてしまっていたPちゃん。には
戒めになる作品でした。

尻も痛いがココロも痛い。

ではでは

有頂天。

2006年2月24日 映画
久々に映画を見ました。
見たのは「The 有頂天ホテル。」
今更ながらですし、レイトショーで見たので
お客さんもまばらで、ほぼマイ・シアター状態。

三谷幸喜…
作品はすきなのですが、どうも雰囲気がPちゃん。の実兄に似ていて、苦手。
なので、見に行こうかどうかも迷ったのですが、
結局は興味の方が優先して、見ました。

率直な感想は、「面白いが長い。」
正直、2時間半はしんどい。
話の設定上、たくさんの登場人物の説明で前半が費やされて、
前半はまどろっしくも感じた。
で、後半。
前半の人物設定が頭に入ったところで、話が加速して行き
どんどん「三谷ワールド。」に引き込まれる…
非常に面白かったです。

みんながコミカルで普段なら、コミカルが似合わないような?
佐藤浩市も十分コミカル。
端からコミカルな伊東四朗や西田敏行はやっぱりコミカル。

久々に、途中で吹き出してしまいました。

前半と後半をあわすと、冒頭の感想。
まぁ、前半部分も無かったら、後半も生きてこないので
全体としては満足。
前半が無かったら、「snach」のような映画になって、
どこか不満の方が大きくなったと思う…
微妙・絶妙なバランスでしょうか?

それにしてもこの映画のタイトル。「有頂天。」
最近使わなかったような気がします。
でも、気づくとPちゃん。の身の回りにも「有頂天」がありました。

それは、「有頂天Hp(病院。)」
そう、ひよこ病院です。ここしばらくPちゃん。を疲弊させている
逆風となる法律なんか関係なしに有頂天です。

人生のカウント・ダウン・パーティーに夢中の総支配人。
無責任な日和見・風見鶏の副支配人。
パーティーを前に退職するDr.
色々な人生の背景を背負ったお客様。などなど…

まぁ、キャストの都合上、タマ不足で総支配人と副支配人は
ひよこ病院の場合、同一人物。
だから、映画以上に「有頂天でかつ迷走気味。」です。

ではでは。

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