客観的な指摘。

2006年2月25日 ヨメ
何かの本で、多分、心理学系の本だったと思うけど
事実無根のことでも、異なる場所で異なる人から
同様の内容を言われると、暗示的になるって話。

具体的には、健康上、何の問題もない人に
あえて、異なった場所で異なる人が、まぁ、3人ぐらいかな?
「今日は顔色がわるけど、大丈夫?」って言われると、
だんだんと顔色が悪くなっていくらしいです。

…恐ろしいですね。

さて、今日は仕事に出かけると、不思議と
「ヨメ先生、何かショックなことがあったのでしょうかね?」
「ヨメ先生、なんだか元気がないですよ…」
「今日はヨメ先生、荒れてましたよ。」
ってな具合で、同様?なご指摘を頂く。

しかも、Dr.、Nr.、秘書さん。そして、ケースワーク室のお母さんにまで…

まぁ、こんな日もあると思いながら、軽く受け答え。
だって、オーナーの有頂天ぶりに比例して、
周囲の職員のテンションが下がっていくのですから、
そこらあたりを職員同士で傷のなめあいをして、
「…仕方ないよね〜。」
って、雰囲気になりいつも通り会話は終了。

Pちゃん。殊勝にもヨメの日記を見て
そっかー、ヨメも働き過ぎだし疲れるよねーって思っていました。
そう、一難去ってまた一難。
でも、人生楽ありゃ苦もあるし…って、
今の状態は先に「苦」が来ているけどいいのかな?
って、一人ボケツッコミをしていました。

まぁ、働き過ぎなのは事実。
QOLの高い、科が精神科って聞いていたけど、全然。
(他の科と比べたことがないので独断と偏見ですが…)
QOLが高いのではなく、高い状態、余裕のある状態で初めて
患者さんに良い医療が提供できる。

自分の心の余裕と患者さんの心の負担を等価交換している状態。

なので、必然的にQOLの高い状態を保持すべきなんですが…
このしばらくの日記で愚痴っているように、今はタマ不足。
使える精神科医が少ない。
なので、オーバーワーク気味になってしまう。

うんうん。一人で納得。
「ヨメが元気がないのはこの現状がいけないんだ!!」
って、他責的な考えで終了していると…

秘書さんの何気ない一言。
「結婚記念日にはどこに行かれるのですか?」
What? って思わず、外人になるぐらいの驚き。
結婚記念日って誰の?それにいつ?

再び、悪気のみじんもない素直なご指摘。
「えっ?ヨメ先生は先月から楽しみにして居ましたよ。
 当直開けにもかかわらず、旅行に行くって…」

アフラックじゃないけれど、よーく、考えよう…
そう言えば、今年の結婚記念日。
病院業務が入っています。
で、ついこの前、さりげなく仕事のことを聞かれたのも事実。

もう笑うしかない現実。
ありのまま秘書さんにお話しすると、客観的な評価。
「そりゃ、ヨメ先生、へこみますよ!」
ははは…
急遽、ケースワーク室に走って、休日の調整。
しかも、どこに旅行に行くの?

ひょっとして、ヨメ先生の元気がないのはPちゃん。が原因?

まぁ、やってしまったものは仕方がないとして、
旅行に行く気もなかった人間がいきなり旅先を見つけるのは難しい。
で、秘書さんと緊急ミーティング。
誰もいなくなった医局で必死にPCで検索。
秘書さんは優秀な方で、必死に探してもらっている横で、
Pちゃん。5分でバテた。

それにしても、旅行の約束なんてした記憶は正直言って、
今、現在、微塵もありません。
で、再び秘書さん。
「記憶のない時に約束したのでは?」
う〜ぅん、あり得る。お酒が入っているときに約束していないとは、言い切れない。

結局、今日は思い出しただけでも良しとします。

それにしても、Xデーまで1ヶ月を切っています。
どうなる事やら…

ではでは。

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