言葉遣い。

2006年2月26日 日常
今日は公休日ですが、TVをつけると騒がしいですね。
金メダルの話や国会議員の入院の話など…

それにしても、金メダルの話。
オーバーヒート気味ではないかい?
それにしても、記憶の限りでは、
本番前まではほとんど話題に上がっていなかったように思いますが、
金メダルを取った瞬間。
以前のインタビューなど宣材?ってかVTRがいっぱい出てくる。
影でしっかりと用意しているなんて、マスコミの底力に恐れ入ります。

同様に、国会議員の場合もそうです。
今までは散々持ち上げておいて、今度は袋叩き。
この議員個人について、好き嫌いは無いものの、
ひねくれもののPちゃん。
出来れば、「有頂天ホテルの佐藤浩市」のようにしぶとく生き残って欲しい。

どっちにしてもTVでの言葉遣いが気になります。
異常に持ち上げすぎたり、変に無礼すぎたり…
どっちにしても、うんざり。

この仕事をしていると言葉使いには十分気にしないとならない。
それだけに患者さんの言葉遣い、言い回しから
ついついその方を観察してしまう…
逆に、Pちゃん。達の言葉で患者さんに不快な思いをさせてしまうことも多い。

実はこの前も、Pちゃん。の先輩?が大失態。
常々、人間として注意したい点が多かったが、
一応、後輩のPちゃん。が注意するのは角が立つのでほっておいた。
後日、大失態に対してのクレームの電話。
運悪くPちゃん。が電話対応することになりました。

で、クレームの内容は…
「言葉遣いがなっていない!!」って言うもの。
どうやら、先輩。
法制度の御質問に対して、「多分、○○です。」って答えたらしい…

そりゃ、激怒して当然。
正解を聞きにわざわざ、自分から電話or来院して
その答えが、「多分。」なら怒ります。
勿論、色々な質問の中でPちゃん。の立場で答えられないものも多い。
いや、答えられるものの方が少ない。

精神科で一番身近な例は、
「これで、障害年金の○級が取れますか?」ってもの。
障害年金の障害等級は基本的に役所が決めます。
ただ、Dr.の診断書が大きく左右するのも事実。
なので、ある程度の予測はつくものの、
ふたを開けてびっくりすることも度々…

こんな場合、はっきり言います。「判りません。」
逆に「多分」は絶対に言わない。
ただ、自分が判らない理由は明確に説明します。
また、Pちゃん。には判断できない、判らないので誰に聞いたら良いかを説明します。

散々「多分」を悪く言いましたが、予診の段階では「多分」は大活躍!
精神科に初診で来て、うまく話しにくい方には良く使います。
「多分○○かな?」って具合に…
それにしても、ひよこ病院では初診時に一番最初にお話しするのがPちゃん。達
なので、言葉遣いには非常に気を使います。

不快に思われず、なおかつ、聞きにくい項目(離婚など)もずばり聞く。
更に患者さんが話しやすい雰囲気を醸し出す…

難しいですがやりがいがあります。

それだけにTVで好き勝手言い放題の場面を見るとうんざりします。
そんなこんなで気がつけば、あまりTVを見なくなりました。

ではでは。

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